にっくき雨
台風19号の後も雨が続き、稲刈りや脱穀が進みません。田んぼがぬかるんでいると機械を入れられないし、お米の水分が一定量まで下がらなければ脱穀できないからです。それでも雨の合間を見て稲刈りを進めています。今日向かった田んぼは、一昨日に稲刈りをしたものの、バインダーの調子が悪かったり、ぬかるんでバインダーを入れることができなかったりして、刈っただけで束ねられていない稲もたくさん残っています。おまけに昨日の夕方から大雨が降ったので、すっかり水浸しになってしまいました。
まずは田んぼの中に置いてある稲から片付けます。手前側が水が多く溜まっていて、ほとんど束ねられていません。一つずつ束にしてひもで縛っていきます。
長靴が泥に埋まって動きにくいこともあり、2時間でもこのくらいしか片付きません。お昼になったのでいったん休憩し、午後に頑張ろうと思ったのですが…。
別の田んぼでハサが崩れていることが判明し、そちらの修復に行きました。アルミの単管を使ったハサは特に滑りやすく、風などで稲がずれて落ちてしまうことがあります。大抵は2段に掛けていますが、崩れたときは下の段がずれているので、いったん全部おろしてかけ直さないといけません。
1時間かけて修復完了。同じように崩れたハサがあと2か所あったので、終わったころにはあたりが暗くなってしまいました。本当は今日で帰ろうかと思っていたのですが、やりかけの作業が多くてあまり達成感がないのでもう少し滞在することにしました。どこまでできるかな?