ようこそ!天空パラダイス!

20年来の夢がかなって手に入れた古民家。数年後の移住を目標に、大変なことも楽しみながら進めていこうと思います。

まるでヨモギ畑

8月初めから珍しく長期の仕事が入り、9月6日まで予定が詰まってしまったので(その間に自分で量を調整して1週間の休みを作り母親サービスに努めましたが)、そのあとにしばらく休暇を取って天空に行くつもりでした。ところが、その仕事が1週間延びることになり、ダイコンやカブの種を蒔いておかないと間に合わないということで、9/1の森林ボランティアの活動後に1泊の予定で行ってきました。

 お盆休みに来たときはそれほどでもなかったのに、そのあとで雨が続いたせいか、畑の草の勢いが半端じゃありません。特にヨモギは1メートルぐらいに成長して花が咲き、綿毛を飛ばす準備の真っ最中。畑の端から見渡したら一面がヨモギだらけで、ヨモギ畑と言っても誰も疑わないかも。

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黄色っぽいのはほとんどがヨモギ。通路や畝にはエノコログサがびっしり(汗)

ヨモギはお餅などで食べるだけでなくもぐさやお茶、入浴剤としても効用が高くて有用な植物ですが、畑にはちょっとやっかいです。宿根草なので根っこを取り除かない限り毎年生えてくるし、刈ってもすぐに伸びてくるし、根っこも年々太くなって1株抜くのもかなりの重労働。そのうえこんな風に綿毛を飛ばして子孫を増やすとあっては、来年からぼちぼち取りかからないと、ヨモギに畑を乗っ取られるのも時間の問題ですね。

今回は1泊しかできないうえ、地元では稲刈りが始まっていて(あきたこまちは収穫が早いそうです)、昨日の到着後と今朝はその手伝いもしたので、残り時間はわずか。雨で稲刈りができなくなったのを幸いに、ヤッケを着て畑に出動。春に長ネギが植わっていて、いまも少し残っている区画のヨモギを抜き取り、適当に畝を立ててダイコンとカブの種を蒔きました。宿敵ダイコンサルハムシがネギの匂いを嫌ってくれることを願いつつ、コンパニオンプランツとしてシュンギクの種も蒔きました。雨でカメラを出すどころではなかったので写真はありません。

前回来たときに、黒豆の枝豆が少しできていたので、今回も採ってやろうと見に行ったら、莢(さや)が根元に散乱していて、何かに食べられた模様。ネズミでしょうか。周囲が草で覆われていて、身を隠しやすくなっていたのが原因かもしれません。あわてて刈り払い機を出してきて周囲をぐるりと刈っておきました。後はこの辺を飛んでいるトンビ(たぶん)やフクロウ(いることを期待)に頑張ってもらいましょう。 

収穫が終わったインゲンを引っこ抜いて作ったスペースにニンジンの種を蒔いて今日はおしまい。ハクサイやキャベツの種も蒔きたいので、帰ってからポットで育てることにします。先はかなり険しいです…